大量のデータを処理するときに思ったこと

<仕事内容>
1650件のエクセル上にあるお店のデータをshop_id、mondayからsundayと国立記念日、open_hourとopen_minute同様にcloseも合わせてそしてlunch_timeがやっているかをtrueとfalseを使ってデータを貼っていく。一つのレコードで完結する場合(毎日一定の時間でやっていて休日やランチタイムの有無だけ)は1つのレコードで終わるが、例えば月曜から水曜は何時から何時までやっていて他の曜日は違う時間帯にやっているなんていう場合はその分岐点の数に合わせてレコードを複数作成する必要がある。以下参照。


<効率のよいやり方>
データの特徴を読んでそれを正規表現で条件文として書き記してあげる。その条件に一致したレコードを全て洗い出して全てエクセルに記入していく。正規表現がより正確なほど自分が欲しいデータがとれ効率的だが、条件文が曖昧だとデータに漏れが出てしまう可能性がある。←俺がこれに陥ってめっちゃ苦労してた。

<反省と課題>
ある程度正規表現が出来るマスターの人は一つのもれなくレコードを捕まえてきて共通するものと例外を綺麗に分けて、共通するものはsublimetextの力を借りて一気にペーストだけすれば仕事が早く回る。例外は人力でやるにしても数がたかがしれているからね。ただ俺みたいな正規表現習いたてのペーペーがプロみたいに正規表現だけに頼って曖昧な条件文でデータを絞っていくとどうしても漏れが出てしまう。つまりプロみたいに正規表現をかけて絞ったデータに更に正規表現をかけて…と繰り返すといづれ「あれっデータこれで全部だっけ?」と不安になって結局人力で確かめるハメになる。ちなみに俺はそうなった。。なので初心者の方々は元のデータに対して一回正規表現をかけて絞ってきたレコードを全て記入し、記入し終わったレコードを全て消してから新しい正規表現をかけてまたレコードを絞ってという繰り返しをしたほうがかえって効率的だったりする。

バークレーへのトランスファー(バークレーは生徒に何を求めているのかを細分化、定量化)

前記事ではコミュニティーカレッジ、コミュニティーカレッジから4年制大学への編入について簡単に触れてみたが今回は一歩踏み出してコミュニティーカレッジからUC Berkeleyに行くということについて考えてみたいと思う。以下、個人的な経験と独断的な判断、分析を基にして書いています。

バークレーは生徒に何を求めているのか>
まず初めにバークレーが求める正確な理想像はここここここを参考にして欲しい。
ちなみにHow Berkeley Selects Studentsというウェブページには以下のように記載されている。

The goal of our selection process is to identify applicants who are most likely to contribute to Berkeley’s intellectual and cultural community and, ultimately, to the State of California, the nation, and the world.

要するに「バークレーというコミュニティーを超えて世界で活躍する人材を探り当てることが我々のアプリケーションプロセスの目的である」みたいなことを言ってるわけだ。でもこれではあまりにも抽象的すぎて具体的にどういう生徒を求めているのか分からない。そこで俺の経験に基づいて自分なりに砕いてみたところ、バークレーが求めている人材はこんな人達なのではないか。

A「GPAが4.0近く持っていて、目的を持って課外活動にアクティブに参加していて一緒にいるとワクワクさせてくれるような存在」とB「何か一つにめちゃくちゃ長けている存在」という二つの枠に上手く入っているような生徒


画像にするとこんな感じだろうか。。。
AとBに分けて解説していこう。まずAについてだがいわゆる成績がいいやつ=物事をコツコツ計画的にを長期的な視野を踏まえてできるやつのことを指す。ここでは主に学業と課外活動という二つのベクトルで分けているがどちらも長期的な視野を持って計画的に行わないと上手くいかない。目標をベースに長期的なプランニングを行いそれを細分化し実行可能なタスクまで持っていく。最後にそれを時系列別にタイムラインに乗せてあげる。そしてそれを実行して結果を出す。学業ではこのクラスを取るためにはこれとこれが必要でこのテストを受ける必要があってじゃあそれをいつやろうか、までが計画。そこからクラスを取得しそのクラスの中でもまたAを取るという目標のもとタスクを細分化して日々のやるべきことを見出していく。課外活動では自分の目的ややりたいことをある程度明確にした上でそれに見合った活動を調べたり、学校公認のクラブ(学生団体)に参加し実際に人との関わりを通してオフィサーポジションを獲得する。バークレーならばリーダーシップが発揮されるポジション(早い話トップになればいい)が求められたりする。ちなみに学業と課外活動を高いレベルで維持するだけで他の生徒より頭ひとつ抜けます。だってこれを維持し続けるのって結構たいへんですからね。。。俺もう二度とあんな地獄を味わいたくない(笑)
続いてBについてだが何か一つに長けてることをバークレーは高く評価する傾向にあると俺は思っている。これは俺の周りの受かっている人を見ていると感じることでもある。ただそれを言葉や実績で証明できないと何も意味が無い。つまりお前はどういうやつでどういうことに知的好奇心があって何をしてきたの?っていう証明。

<年間でどれくらいの生徒が合格するのか>
これはまさに上で挙げたURLを参考にしていただきたいのだが感覚値ベースでいうと大体20%くらいが妥当な気がする。10人いたら2人受かるみたいな。

<周りの受かった生徒はどういう人だったのか>
これは本当に多種多様だった。例えば、GPA4.0の奴が落ちることも多々あるし逆にGPA3.4の奴が受かってたりもする。両者の違いは主にAとBをどれだけバランス良く持っていてそれをどれだけ上手くバークレーに伝えられたかに起因すると俺は思っている。GPA4.0だけあれば受かるほどバークレーは甘い大学ではない。とはいっても成績が高いことが良いことに変わりはない。

<よくある勘違い>
これはバークレーは何度も言っていることだが成績を高く維持することは結構最低上限だったりする。成績を課外活動で補うことはできない。例えば今季は成績悪かったけど課外活動頑張ったから大丈夫っしょっていう考えでは甘すぎる。どっちも頑張ってどっちも結果を出せる生徒が受かる。アプライ後バークレーから結果が出る日程はUC全ての大学で一番最後になるのだが、他の大学が落ちたからといってバークレーも落ちることが決まったという訳ではない。俺の知り合いはUC Davis以外全て落ちて最後にバークレーに受かってたなんていうこともあった。

とりあえずこんな感じで後々足していこうと思う。

業界と企業をどう分析するか?

という議題で縁があって親しくさせてもらっているコンサル出身のメンターがお話していたのでちょっと自分なりに噛み砕いて見ようと思う。まず前提として企業と業界を成長率と規模感という切り口で見てみるとこんなかんじに分布されるらしい。

内需依存型は主に衣食住の根本に関わっていることが多い。銀行、証券、飲料、小売、化学薬品など。少数の企業が寡占したり、合併したりして寡占状態に陥りやすい。また成熟産業でもあるので新しい形態の企業も生まれやすい。基本的に大企業でも一つの産業につき3つくらいにまとまることが常だと言っていたのを覚えている。
企業の選び方には主に4つのポイントがあるらしい。

  • 人ないしは組織。小さいほど社歴の短い組織ほど個人のスキルや個性に依存する。社員側も経営者と距離が近いので価値観や理念の影響をうけることが多い。
  • 企業の成長ステージ。各事業にはライフサイクルがある。最近の傾向としては短命化と競争の激化。

  • 業界と企業との関係の分析。成長する事業は産業に依存する。全体像からみることが大切。社会環境分析→業界規模と成長率→業界特性(差別化、シェア)→SWOT分析
  • 企業の資産評価。既存事業の耐久性や、新規事業への展開の可能性は、企業の既存事業の持つ事業資産の価値に依存している、と言っていた。企業が持っている事業資産とは主に「技術ノウハウ」「顧客」「商品、サービス」と細分化可能。

情報収集のメソッドを変えてみようと

Newspicksとかsmartnewsが出る前は情報が行き渡ってないこともあって情弱ばっかだったんだけどやっぱそういうのもいづれは終わるわけで俺なりに持っていた情報収集のメソッドも今となっては大分使えなくなってしまいました。ほんの2、3年くらい前の話なのにね。んでちょっともっとニッチで旬な情報を手に入れるべく現在自分なりに情報収集のメソッドをつくろうと模索中です。まあメソッドというか基本的なフレームは前とあまり変わらないかもしれないけど、分野を大幅に変えて行こうかなと。分野にもよるけどどうしても日本って情報が回ってくるのが遅いイメージだなまだまだ。メソッドメソッド言っても仕方ないのでここ1週間はひたすらネットでググりまくってその分野についてリサーチかけてみることにします。そんでもうちょっと体系的に説明できるようになったらまたメソッドでも何でも考えられるものは考えていこうかなと。情報を大量に浴びるのって個人的には大切だと思ってるので。アイデアとか生まれやすいしね。そんで色々見てたら面白い記事に出会ったので以下抜粋しときます。お題はどうやら「VCが興味を持ちたがるスタートアップの特徴」を箇条書きでまとめたものらしいです。

  1. Companies that provide tools and services needed to make mobile applications and their business models work. These include Flurry (mobile analytics), AdMob (mobile advertising) and Urban Airship (mobile push messaging) to name a few. These are solutions for mobile application developers and these companies have straightforward business models that make sense for a venture investor.
  2. Mobile applications that use your device’s location to enable new services. Uber and Lyft/Sidecar (ordering a ride when you need it), HotelTonight and Airbnb (find a place to stay overnight). There’s also Wrapp (mobile gift card gifting with in-store redemption) and Gigwalk (provides a mobile workforce of more than 100,000 across the US that can perform paid tasks for enterprise customers). These businesses take a percentage of a transaction, again a straightforward business. Another interesting service based on device location is Life360 (enables you to track the location of your family/friends in real time without disturbing them with a text or call).
  3. Mobile applications that control non-mobile products and services such as Nest (mobile control of building thermostats) or eSecure (mobile control of building alarm systems). The mobile application to control my Dish Network recording also falls into this camp. These mobile applications make other services much more useful and are reason enough to convince me to buy those services, even if no money is generated directly from the mobile application. RelayRides, a peer-to-peer car rental service, has a mobile application that allows me to open a GM OnStar rental car’s door without a key. These types of mobile applications make a solution more useful because they provide on-the-go access.
  4. Mobile payments such as Square take a transaction fee, and they can also provide loyalty programs and couponing. There are many mobile payments related companies with their own twist, but they all have a strong value proposition for all parties involved.
  5. Mobile games – Angry Birds, Minecraft, most of the top applications in the app store are games. Though it is a hit driven business, the winners generate hundreds of millions of dollars in sales.
  6. Photo applications include Instagram, Cinemagram and Snapchat. Mobile messaging applications include WhatsApp, Voxer, Tango and Kik. These companies typically don’t have early proven business models, but the winners at scale can figure it out. These types of products are often the most useful and engaging on a smartphone.

参照:Do VCs Find Mobile Interesting?

コミュニティ・カレッジ、4年生大学へのトランスファーとは(仕組み、メリットやデメリットなど)

ごく至極当たり前のことですがただ「バークレーに入りたい」というアツイ情熱だけを胸に抱え込み毎日を思い切って過ごしたって受かる人は一人もいません。たしかに情熱や希望も大切なのですがそういう感情は自分がアプリケーションを出した後までとっておきましょう。そこで今日はそもそもコミュニティ・カレッジってなんぞやというところから4年生大学へのトランスファーまで一般的な情報をベースにしてお話したいと思います。

コミュニティ・カレッジって?(カリキュラム、学費、生徒の顔ぶれ、クラス、個人的な主観に細分化して説明)
一言で分かりやすく言えば日本で言う短大や専門大学的な立ち位置にあると思ってもらって構わない。ただ日本の大学と決定的に違うと思うのはリベラルアーツというカリキュラムを採用しているという点にある。リベラルアーツとは簡単に言うと「日本みたいに文系理系って制限しないで最初の2年間くらいはいろんなことを幅広く学んで知見を広げてきましょうね」ということである。なのでまあ文字通り、色んなクラスを取れる。
学費は日本の私大学が1年に100万ちょっと払ってると仮定するとコミュニティ・カレッジでは1年間で大体150万行かないくらいだろうか。これは本当にその人がどの専攻を志望しているかにもよる。それによって取らなければいけないクラスも変わってくるので。ただ基本的に食費生活費全部入れても1年間で200万は超えないと信じたい。詳しくは僕の通っていたdiablo valley collegeの学費を参考にしてもらいたい。下に行くとfeesという欄があるはず。ちなみに国際生(International Students)はカリフォルニア州在住のアメリカ人の数十倍の学費と保険を払っているという事実を忘れてはいけない。まあそうやってカリフォルニア州は潤っているんだけどね。。
生徒の顔ぶれはコミュニティ・カレッジによりけりといったところだろう。ちなみに僕が通っていたDiablo Valley Collegeは実体験でからすると比較的アメリカ人が多い方だったように見受けられる。ただここ数年でアジア人(特に中国人)の流入が急速に増えていることからもっと国際色が溢れることが予想される。コミュニティ・カレッジに通うアメリカ人はそれこそ多様。金銭的な理由から4年制大学には通えないのでバイトしながらコミカレに行ってる人もいれば、一通りキャリアを積んだのだが勉強したくなって戻ってきた人や、単純にコミュニティ・カレッジからバークレーに行きたいなんていう人もいる。とにかく4年制大学トランスファーしたいと思っている国際生と比べるとアメリカ人は比較的多様な理由でコミュニティ・カレッジに通っているイメージ。中には「お前本当に何しにきたの?」と突っ込みたくなるくらい授業に出ないアメリカ人なんかもいる。
コミュニティ・カレッジのクラスも大学によって変わってくる。Diablo Valley Collegeは比較的クラスの数が多いので人気のクラスであっても取れずに終ったということはあまりない。またクラスの難易度は誰が何のクラスを教えているかに依存するので簡単なクラス=人気のクラスはすぐ埋まってしまう。ちなみにクラスの難易度はRate my professorというサイトを使って調べるのが主流。kooferとかもあるけどあんまり使わなかった。
ここまでさらっと説明してきたが、プラスで個人的な主観を少しを加えようと思う。まずコミュニティ・カレッジ(特にDiablo Valley College)から4年制大学編入する生徒は非常に多い。ここは後々詳しく説明するがアメリカ人と国際生のトランスファーの枠は違うので恐らく見られる観点が若干違うと思う。そして今後トランスファーを考えている生徒が持つであろう疑問「私なんかが果たして(主にカリフォルニア州の)4年制大学トランスファーできるの?」という質問だがそれはYESだ。
ではどういう仕組でコミュニティ・カレッジからカリフォルニアの4年制大学へとトランスファーするのか。大きく分けて大学側は生徒のGPA、課外活動、Personal Statement(1000文字のエッセイ)という3つを基に生徒を評価する。GPA(クラス)に関してだがカリフォルニア州の大学ではIGETCというカリキュラムを採用しておりこれは先程記載したリベラルアーツに基づくものだ。(エンジニア関係の専攻を志望する生徒を除く)トランスファーを志望する生徒はこのIGETCをトランスファー時(アプライが終って結果が出てくる春セメスター)までに終わらせなければならない。(終わらせなければいけない期限は大学によって異なるが)IGETCでは各分野から指定された数のクラスを取らなければならない。ちなみにこれが我が校で使われていたIGETCの確認シートとやらである。IGETCに合わせて各大学の各メジャーによって必要とされるクラス(=Major requirements)というものがある。詳しくはこちらを参照。つまり計画的にこのクラスを全て終わらせる長期的なプランを立てながらクラスを取得していく必要があるというわけだ。各4年制大学はこのIGETCに記載されているクラスと各学部が必要としているMajor Requirementのクラスの評価を考慮して生徒の合否を決めるわけである。もちろんこれだけではないが。それについては後々詳しく説明するとしよう。ざっくり言うと最初の2年間はコミュニティ・カレッジで基本的なクラスを幅広くとって4年制大学に編集した後に専門的なクラスを取りながら自分の興味ある分野を掘っていきましょうということである。
課外活動は例えばどこかの学生団体に所属していてこういう活動やポジションにいたとか、こういうボランティア活動をしていた、インターンとかそういった類の活動である。
Personal Statementはまた後々別で記事を書こうと思う。
ちなみにカリフォルニア州外の4年制大学へのトランスファーを志望している場合はシステムが違うので各コミュニティ・カレッジにいるカウンセラーと相談する必要があると一言添えておく。
最後に検討材料の一つとしてコミュニティ・カレッジから4年制大学編入することのメリットとデメリットを思いついただけ書き上げてみようと思う。

メリット:

  • 基本的なことを4年制大学とくらべて比較的易しく学べる。クラスのスピードや難易度は4年制大学に比べて易しいし成績の評価も相対性じゃないので何人A取ろうが関係ない。よってAを取りやすい。
  • 4年制大学に比べて授業料がめっちゃ安い。半分とか言うレベルではありません。
  • コミュニティ・カレッジならではの生徒の顔ぶれと話すことで多様性を身につけられる。少なくとも俺はそうだった。
  • 4年制大学に比べて実際時間に余裕ができるからその分ゆっくり課外活動に専念できる、気がする。
  • なんか俺たち頑張ってバークレー行こうぜっていう仲間を見つけると一体感が湧く。
  • 幅広く生徒を受け入れている。日本で大学受験とか失敗したり浪人で「どうしよー」とかいう人でもTOEFL63以上あれば簡単に入れる。つまり誰でも4年制大学への編入を目指せる。

デメリット:

  • 4年制大学に4年間入れないってのは超でかい。実際にこれに尽きると言ってもいい。4年間広く深く友達もたくさんできるだろうし、コミュニティや課外活動への参加も長期的なものになる。
  • 4年制大学の方がリソースがある。人脈問わずその他色々。つまりそれを早くから使えるということ。

まあまた思いついたら付け足します。今日はここらへんで。

マクロ視点で見た世界の動向

10年、20年で見る主な日本の動向は以下:

  • 就寝雇用の崩壊
  • 少子高齢化
  • 起業の国際化
  • 就職氷河期の長期化
  • 二極化
  • 世界の動向はこんな感じ:
  • 世界的な人口の増加、つまり食料、資源、環境問題
  • 世界的な恒常的な金余り状態、富の偏在。先進国は年金運用、資源国はバブル
  • 財、サービスのグローバル化、お金と情報はクリック一つで瞬時に世界を回る。
  • 地理的経済圏の生成、EUイスラム圏、北米、南米、東アジア
  • 思想、国家体制、イデオロギーのカオス

世界のGDPがだいたい5000兆円くらい。日本のGDPは大体500兆円なので全体の10%ということになる。その中でも総合商社80兆円、食品50兆円、自動車業界が50兆円と続き、コンビニ、ECが8兆円。広告が6兆円。出版は2兆円で旅行が6000億円くらいと言われている。
注目すべきは世界的な人口の増加に反して日本の人口が低下しているということ。特に中国、インド、インドネシアを始めとするアジア諸国とナイジェリアやブラジルといった発展途上国も急速に増えることが予測されている。

負けたくない、という重い想い

相変わらずの仕事(というか勉強?)オール明けで頭がおかしくなっているので自分の実力とか強さとかなんかそういうことについて自分が完璧に眠くなるまで書き続けてみようと思います。
ところで全然話は変わるんですけど「他人は自分の鏡」っていう言葉ありますよね?個人的にものすごく的を得ているなーって僕は学生なりに思ったりするんですよね。っていうのはその根底哲学には「人間は他者との比較によってしか自分の知り得ない」んじゃないかって最近強く思うようになったんですね。極端な話、この地球上に人類が僕一人しかいなかったらそれはそれでまあまあ幸せなんじゃないかって思ったりする自分がいる。比較対象が何もないから自分を他人と比べる必要もないし、自分の自己完結した思い込みと世界観だけで死ぬまで生活できるのではって思ったんです。
僕は比較っていう考え方は人間の歴史の歩みの中でものすごく根強く関係していると思っていて、比較という概念があるからこそ人は物事の善し悪しとか優劣をつけるんですよね。例えばここにAさんとBさんがいるとしてCさんがAさんに向かって「君めっちゃ可愛いね!」って言ったらBさんは何も言われなくても劣等感感じません?これ対比って言うんですけど根本には比較っていう概念があるんですよね。だからBさんは自分の容姿にコンプレックスを抱くかもしれないし「私はもっと違う、何か勝てる分野で勝負する」とか言って思考や行動が複雑化されてくと思うんですよね。
もっと違う分野で考えましょうかね。例えば生物行動学とかでも同じことが言えるんじゃないかって思うんですよね。どっかの小説にグッピーの実験が書いてあったのでそれでも例題に出しましょうか。ここに透明の水槽があります。そこには3つのスペースに区切られていて書くスペースの間には透明の板が入っている。(つまりスペース間の移動はできないけど互いの様子は見れるってことです)一番左のスペースにはオスのグッピーを一匹だけ入れる。真ん中のスペースにはメスのグッピーを一匹だけ入れる。一番右のスペースにはオスとメスのグッピーを一匹ずつ入れる。すると一番右のスペースにいる2匹のグッピーはいちゃいちゃし始めますよね?必然的に。んでそれを確認した後右のスペースのメスのグッピーを水槽から追いだしちゃう。そんで水槽を仕切っていた透明の板を2つとも取り払っちゃう。するとどうでしょう。真ん中のスペースにいたメスのグッピーは先程までイチャイチャしていたオスのグッピーとイチャイチャしたがるんですね。例えそのオスのグッピーが生物学的にもう一方のオスのグッピーより劣等種だとしても。まあ何がいいたいかって言うと少し視線を下げてグッピー目線で考えても比較がなされているっていうのはごく自然な行為なんですよ。
もっと現実的で分かりやすい例えを出したいと思います。僕達人間ってそもそも比較っていう画期的な手法を使って人類の進歩に貢献してきたと思うんですよね。どういうことかというと世の中を良くすることってやっぱり他人と違うことしなきゃいけないと思うんですよね。渋谷にカレーのレストランだけしかなかったらつまらないでしょ?そういうことですよ。僕が留学した理由って何を差し置いても「人と違うことがしたかったんじゃないか」って友達に言われて全身に雷が落ちましたね。まさにそのとおりだなと。これって全部根本に比較っていう概念があるわけですね。
そもそも人類の歴史の始まりから村社会らへんまですっ飛んで考えると(その辺が一番分かりやすいので)人類が村とか作って灌漑農業とかやり始めた頃って段々組織の中で階層ができてくるわけですね。誰が偉いとか誰が人の上に立つべきだとか。で昔の人も比較っていう手法を持ってたんでどうやって他人の上に立とうか必死に考えたわけですよ。なんでかって?それは人を奴隷のようにこき使いながら好きなだけ女の子とイチャイチャして自分はアホ面かいたってみんな自分に従うからですよ。んで他人と違うことしなきゃって思ったんですよ。そこで思いついた方法が物語を作り上げるという考え方。まあ神の創造ですよね。現実にはいない(って僕は信じてますごめんなさい)と思われている世界を創造して私だけが神と交信できるって皆にいいふらしたわけですよ。そしたらみんなが「こいつ他人と違う」って思ったわけですよ。でもこういうことしてる村って無数にあったわけですね。でみんながみんな「俺達はお前らと違うって優秀だ」って自負してたんです。じゃあ戦ってみるかと。要するにこんだけ歴史を振り返っても比較っていう概念が人類の進化過程においていたるところに隠れているわけです。
で何で比較ってこんなにみんなしちゃうのかって僕もよく調べても考えてもないんで今から言うことは全くの思いつきなんですけど要は「比較という概念を取り入れたほうが人類の生存競争に有利だったんじゃないか」って仮説立ててるんですね。どういうことかっていうと1000人の人個人個人が1人の優秀な人と比較したとすると1000人のうちの半分以上は劣等感抱くわけですよ。その劣等感を抱いた人たちの何人かは「俺もっと頑張らないと女の子にモテナイ!」とか悟ってシコシコ頑張るわけですよ。んでそういうヤツのほうが今の世の中でもあらゆる意味で成功する確立が高いんで結果的に比較という概念をもったやつが(もしくはそういう感情なり理性で考えた奴ら)生き残ったと。そう僕は考えるわけですね。すごいですねーこうやって歴史をたどってくだけで地道な努力をしてる奴は成功する確立が高いっていう当たり前な理論に展開させてしまいました。いや、当たり前なんですけどね(笑)
話は一番最初の「もし地球上に僕一人しかいなかったら。。。」っていう話に戻るんですけど、もし地球上にあなた一人しかいなかったらつまんなくないっすか?まあそりゃまあまあ幸せかもしれないっすけどね。けど他人と比較して戦ってくなんていう人生もワクワクしません?競争とか資本主義社会って原点はそれっすからね。比較ですよ。
んで僕が何をいいたいかって言うと世の中にはすっっげえええって思う奴がゴマンといるわけですよ。この際だから正直に言うと僕はバークレー受かった後にちょっと天狗気味になっちゃったわけですよ。世界トップレベルの大学に受かって周りからちやほやされるとちょっとそう思ったりしちゃうんですよ。でもそれってまるで地球上に自分しかいない時と感覚が似てるって思うんですよね。自分が一番(に近い)みたいな。俺しかいないみたいな。それもそれで不幸じゃないですよ。だけどたかがバークレーっていう看板だけぶら下げて幸せに浸ってる自分ってめっちゃかっこわりいなって思ったわけですね。ワクワクしないしつまらない。日本中には、いや世界中にはもっとすごいやつがいて僕はそういう人たちと過ごしたら身近にいることで自分がどれだけ糞でまだまだかってことに気づいたわけですね。もちろんバークレーがくそっていってるわけじゃあありません。れっきとした権威のある大学です。でも僕はそんなところで終わっちゃいけない。そこの誰よりも上を目指して自分の基準を常に高めないと人間腐るのは早いなって痛感してしまった。
世の中すごいやつって本当にめちゃくちゃいるんですよ。でもっとすごいのがそういうやつらでさえ超えられない人ってやっぱりいるんですよ。僕はそんな人間になりたいと大層なことは言えないけどそういう目標をもって生きてるかどうかってすっごく大切だなって思うんですよね。僕はまだまだ未熟だしやりたいこととか手出したいことはたくさんある。でもそれだけじゃないその上、その上にもっと何かがある。でもやっぱ人間って自分の背丈から背伸びしたくらいしか景色が見えないのと同じでもっと高いところに行くには自分自身が上に行かないといけないですよ。だから負けちゃいけないんですよ。こんなところで。
以上Fringe81の選考会に出席した学生の一人が社長の話を聞いてめっちゃ悔しくなったので思い切って吐き出してみました。そんなすっっっっっごい社長のブログはこちら
田中社長、多分僕は今回の選考会落ちてると思いますが、いつか超えてみます。

最後に僕がここ一番で頑張らないといけない時にいつも聴く音楽で終わろうと思います。