グループディスカッションをする時の基本
大学三年生だしせっかく日本に一時帰国してるわけだし就活は多分いづれするんだろうと思ったので個人的に一目置いているgoodfindが主催しているセミナーに何個か参加してみた。そこで行われたグループディスカッションにていくつかフィードバックを貰ったのでここにメモっておく。ちなみにディスカッションのお題は「東京に観光客を増やす具体的な策を考えなさい」を15分で行われた。人生初のグループディスカッションだったが人一緒にと物事を考えて具体的な策に仕上げてくっていう作業めっちゃ面白いな(笑)就活やったことないし、全くの無知だったので馬鹿にしてたけどめっちゃ面白いな。
お題にもよるのだがグループディスカッションの基本的な流れは「ターゲットの特定化」「問題や原因の特定化」「その原因に対して何ができるか」「それに対する解決策」「解決策のプライオリティ決め、実現可能性の考慮」というのが常。このお題に沿って考えるとするならば、「世界中のどの層をターゲットとするのか」を考え、「彼らが今東京に来ない理由、問題」を特定し解決策を練っていくという流れである。もっと言うと「現状把握」「原因の深掘」「真の課題」「それらを何かの軸を持って優先順位づけ」「目指す姿の構築」「対応策の具体化」と言った具合であろう。以下が実際にもらったフィードバック一覧。
- もっと深く定量的に考えるようにする(何となくはダメ)
- 共通項を探すクセをつけると考えやすい(金持ちが多いetc)
- 現状分析をもっと丁寧に
- 問題を細分化する
- 何かの軸を持って優先事項をつける(もちろん確固とした根拠を持つ軸)
- 仮説を持つことを意識する(思い込みは危険)
特に一番危険な考え方が「思い込み」である。「中国人は金持ちが多いから」とか「東京は外人が多い」といった根拠のない考え方をベースに物事を考えると思考の浅はかさが露呈される。「何をもってして金持ちと定義するのか」や「何をもって多いと言えるのか」といったことをしっかりと考えぬいた上で議論に進むのが大前提である。面白かったなーグループディスカッション。俺も個人的に毎日こういうの自分にお題を課してやりたいなーとか思ったりしてる。
参考URL:
トップ企業人事のGDチェックリスト10
議論を混乱させる“クラッシャー就活生”出現!グループディスカッションで巻き添え不合格にならない方法
追記:
知り合いから色々と教えてもらいつつ自分でそれを実践した結果、グループディスカッションでは頭の使いドコロを考えることが大切だということがわかった。以下にそれをまとめておく。フレームワークなりルーティンなり持ってるとめっちゃ楽だな(笑)ってか逆にこんなんで企業って人のコミュニケーションとやらを図っているのか。。
- 「じゃあ何からやりましょうか」と話すのが大切
- ホワイトボード占領すると受かりやすい
- 疑問を投げかけまくる
- 「まずの議論の流れを決めまっしょか」
- もし決まってるのなら「◯◯と◯◯が」
- 「僕のブレスト、意見の絞込と磨き込みと結論のまとめだと思うんですけど、他なんかありますか?」
- 口癖のように名前を覚えておく
- 始まる前に名前を最低一つは覚える
- 話が一度終ろうとするときに「それっていいよね」って大声で言うと効果的でそのキーワードを抽出して
- 基本褒める
- 「俺もそれで言いたいことあるんだけどさ、今大丈夫っすか?」
- 「今のこれとこれでだいぶ出揃ったと思うんですけど、みなさん他にありますか」
- 新規事業は場を支配しないと難しい。
- ユーザー(ターゲット)を完全に決めきると勝ちパターン。
- 「俺らと超近い人にしよう」班にいるひとに聞いてみる、その人の経験を引き出す
- サービスつくるのはヒヤリングから始まるからグループ内のそれっぽいメンバーにいきなり質問してそのニーズを完璧に埋めるようなサービスを作る。
- IT系とか広告系はちゃんと議論することを意識した方がいい。
- リーダーでもまとめようとすると失敗するケースが30分の中で一個はあるはずだからそこをつく。
- 自分で辺りざわりのない意見を3つくらい言って皆にふる
- 例えばお菓子関係のユーザーに「俺お菓子買わないから全然わからないんですよねー」で持って行って「他にお菓子買ってる人います?」でみんなに意見を振る。
- まとめるタイミングで一回まとめて他に意見あるとか足らないところあると思う?とかって聞いてみる。
- 「振ってべた褒めする」が一番基本。